第1回かごしまデザインキャンプに参加(トークセッション)

2012年11月27日(火曜日)13:00-16:00に天文館シネマパラダイスの1スクリーンを借りて、第1回かごしまデザインキャンプ「ビジネスに効くデザインとは?」が催されました。
とっても中身がよかったので、Webサイト製作にはあんまり関係ないけど残しておきます。

ということで4つめのセッション。

□第2部 トークセッション
「ビジネスに効くデザインとは?」
パネラー 松田朋春氏、直井勇人氏、加藤洋氏
コーディネーター 中島秋津子氏

デザインとは?

  • デザインはソリューション。
  • 制御、抑制が重要。
  • 人前に出るのにお化粧をしていること。

アイデアとデザインがばらばらになるのはなぜ?

  • どんどん広がるクリエイティビティを制御できていないから。

良いデザインとは?

  • 整理できている。
  • 適材適所である。
  • クライアントのビジネスモデルを体現できている。

デザイナは誰がいるのか、誰がいいかわからない。どうすればよいか?

デザイナ達が集まるところに足しげく通って交わるのがいい。
自分のデザインの勉強にもなっていいと思う。

どうしたら力を発揮してもらえるか分からない。どうすればよいか?

クライアントはビジネスモデルを整理しておくことが大事。
あやふやな情報からはあやふやな結果しか生まれない。

案を提示されたときに決め方が分からない。どうすればよいか?

  • ヒアリングがしっかりできれいれば決められる。
  • 最後は感性でいい。

提案するデザインの数について

  • 案は1つでいい。複数作るパワーを1つに傾ける人のほうが信頼できる。
  • 戦略があれば複数あってもいい。
  • 捨て案としてつくったものが社長さんに選ばれることがあるので、案は複数つくる。

デザイナにお金関係のことをどう聞けばよいでしょうか?

  • 見積を聞いてみればいい
  • 見積を作れるのはデザイナ。見積を作れないのはアーティスト。

ターゲットをつかむのにどういうことをしたらいいでしょうか?(例えば、地方にいる人間が関東の富裕層をつかむのにはどうしたらいいか)

  • ネットで情報を集めて、ターゲットになりきる
  • 会ってみる
  • ターゲットの雑誌を読む

最後に一言

鹿児島はソフトにお金を使っていけば10年後はかならずいい状態になる。
県内にいいものはたくさんあるのだからとにかくソフトにお金を使って欲しい。

※ここでいう「ソフト」は「デザイン」だと言われてました。
おそらく農産物、水産物のためのインフラは「ハード」、デザインや広告・宣伝をする人は「ソフト」なのかな、と。


ざざっと森のメモを書きだしてきましたが、いかがだったでしょうか。
書きだした内容だけでも刺激的な内容が多かったですが、メモを取りきれなかったり、スルーした話の中にも聞く人によっては刺激になる話がきっとあったはずです。

かごしまデザインキャンプの次回は1月中旬にデザイナー/開発担当者向けの「ロジカルデザインセミナー」になるとのこと。楽しみですね。
鹿児島で質の高いデザインをしていくために、これからもこういった勉強会には出かけていきたいですね。

つたないメモをお読みいただいてどうもありがとうございました!

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